
社内ニートは面接でどんな転職理由を使えばいいかわからない。
転職理由の作り方や組み立て方を教えてほしい。
そんなお悩みをお持ちの方に、誰でも簡単な転職理由の作り方をご紹介します。
社内ニートの人は転職理由がネガティブになりがちです。
しかし面接でネガティブな理由ばかりでは、受かるのは難しいです。
▷この記事の内容
- 転職理由が聞かれるワケ
- 転職理由のNG事項
- 転職理由の簡単な作り方
- 社内ニートが面接を通過するための確実な方法
転職理由はポイントを押さえれば簡単に作ることが可能です。
この記事を最後まで読めば、社内ニートのあなたでも面接に受かる転職理由を作ることができるようになります。
転職理由はなぜ聞かれるの?
面接では必ず「転職理由」が聞かれます。
面接官は転職理由を聞くことで、次の4つの内容を確認しています。
- 入社後に活躍してくれるか?
- 職務経歴書に書かれていない情報はないか?
- 入社後に同じ理由で辞めてしまわないか?
- 応募職種と志望動機がマッチしているか?
転職理由を聞かれた際には、少なくとも上の4つの問いに対する答えが含まれている必要があります。
なお「ハキハキ答えているか?」や「社会人としてのマナーはあるか?」は当たり前のことなので割愛しています。
転職理由のNG事項
転職理由を答える際、次の内容を含めてはいけません。
- 嘘
- 現職の悪口
- ネガティブ要因(人間関係の悪化、上司と合わないなど)
- 待遇面(給与面、残業など)
嘘がダメとは言え「社内ニートだったから」というネガティブな理由はNG。
なぜなら転職先で再び社内ニートになる可能性を疑われるからです。
社内ニートだった事実を述べないのは嘘ではないので安心して下さい。
転職理由は事実を伝えればいいものではありません。
転職先の企業にどれだけ貢献できるかというポジティブな根拠が重要です。
転職理由の作り方
転職理由を作る上で有用な方程式があるのでご紹介します。
転職理由は必ず退職理由と志望動機のセットで作ります。
どちらか片方でもダメですし、お互いに一貫性がないのもいけません。
転職理由の構成要素である「退職理由」と「志望動機」の考え方について詳しく説明します。
退職理由の考え方
退職理由は下のように現職の悪口などのネガティブ要素が含まれてはダメです。
- 上司がクソだった
- 人間関係が上手くいかなかった
- 残業が多かった
- 給料が低かった
ネガティブな退職理由は相手に「どうせ同じ理由で辞めるのでは?」という印象を与えます。
退職理由を考える基本は、ネガティブをポジティブに変換することです。
上の例をポジティブに変換するとは、次のようなイメージです。
- 責任あるポジションで仕事がしたかった
- チームワークを重視した働き方がしたかった
- 時間内で効率的に仕事をしたい
- 成果を正当に評価してくれる環境に身を置きたい
相手に与える印象がガラリと変わりますね。
志望動機の考え方
志望動機の基本的な考え方は「転職先の企業で実現したいこと」です。
同時に志望動機は退職理由を補完するものでなければいけません。
例えば前職の退職理由が「年功序列の給与体系のぬるさ」だったとします。
そこで志望動機を「成果報酬という厳しい環境に身を置きたかった」とすれば退職理由を補完する内容となり、転職理由に一貫性が生まれます。
内容がポジティブなので、面接官のウケも良くなります。
志望動機との整合性を確保するために、転職先企業の徹底的なリサーチは必須です。
社内ニートでも面接に通りやすい転職理由を作る方法
転職理由を簡単に作る方法を今回お話しましたが、「社内ニートだとポジティブな理由や動機を考えるのは難しい」と考える方がいると思います。
そんなときは転職エージェントの力を借りるべきです。
転職エージェントでは面接対策もサポートの一部で、社内ニートの方でも選考に通りやすい転職理由がきっと見つかります。
多くの転職者が苦手としている企業リサーチを代行してくれるので、志望動機を作成する際に役立つでしょう。
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