ブラック企業経験者が語る「こんな会社はヤバいから逃げよう」

ブラック企業 ブラック企業

ひょっとして、今働いている会社は「ブラック企業」なのかも知れない。

そもそもブラック企業の定義って何だろう?

会社辞めたいけど、転職した先もまたブラック企業だったらどうしよう…

※この記事は、次のような疑問・お悩みを持っている方々に向けて書いています。

  • 今勤めている会社がブラック企業かどうか気になる
  • ブラック企業経験者の「生の声」が聞きたい
  • 就職(転職)でブラック企業を避けたい

僕は10年間に渡って、俗に言う「ブラック企業」に勤めてきました。

そのあと「パワハラ企業」に転職して、1ヶ月後に退職。今は主夫になって家事をしながら在宅ワークで生活費を稼いでいます。

今日はそんなブラック企業経験者である僕から、次の内容についてお話をしたいと思います。

  • ブラック企業の定義
  • ブラック企業経験者による体験談
  • ブラック企業を避けるためにはどうすればいい?
  • ブラック企業からは早く逃げよう!

では、早速行きましょう!

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ブラック企業の定義

ところで「ブラック企業の定義」って何でしょう?

僕も10年間在籍していましたが、明確な定義についてあまりよく知りませんでした。

厚生労働省によると、ブラック企業に関して次のような表現を用いています。

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。(引用元:厚生労働省|労働条件に関する総合情報サイト/確かめよう労働条件

やはり「ブラック企業」に関して明確な定義は避けて「一般的な特徴」として紹介していますね。

このあたりが「濁してるなぁ」という感じで釈然としないのですが、とりあえず要約すると、次のような会社を総じて「ブラック企業」だと考えてOKかと思われます

  • 長時間労働が横行
  • ありえないノルマ
  • 残業代が出ない
  • パワハラ・セクハラが横行
  • 不当な人事・解雇が行なわれる

僕のいた会社は、全部当てはまりますね(笑)。

ブラック企業経験者による体験談

では今見た「ブラック企業の特徴」の順に、ブラック企業経験者の僕から体験談をお話します。

長時間労働が横行

はい、まずひとつ目の「長時間労働」です。

長時間労働なんてね、毎日当たり前でしたよ?ていうか、完全に麻痺して「自覚なし」の状態でした(笑)。

僕のいた会社は、定時が8:30~17:30です。

でも実際は、朝7時に出勤して、退社は23時くらい。もちろん日付が変わることもありましたね~。だから、単純計算で毎日の残業は7時間くらい。定時を約2周働く感じです(笑)。

残業

月で計算すると、だいたい160時間くらい。残業時間の過労死ラインが月80時間と言われているので、僕の場合は月2回、10年間で240回死亡している計算になります。

さらに休日出勤も当たり前だったので、軽く300回は死んでるかと。

残業代が出ない

僕のいた会社では、残業代は「みなし残業代」として月2万円だけ支給されていました。

一応支給はされていましたが、月に160時間くらい残業していたので、時給125円です。

僕の1時間は「ビックル1本分」くらいの価値だったということですね。

あり得ないノルマ

営業マンなのでノルマは当たり前なんですけど、毎朝朝礼で行われる「ノルマ未達者の公開処刑」はきつかったですね。

毎日朝礼があるんですよ。そしたら上司が名前を呼ぶんです。

そして、みんなの目の前で「罵詈雑言」を「これでもか」と浴びせられます。

パワハラ

か〇ぽ生命でも同じようなことが行なわれていたと、先日ニュースで見ましたが、同情します。

パワハラが横行

あいにく僕がいた会社は女性が少なくおばちゃんばかり(失礼!)だったので、セクハラに関してはなかったと思います。

代わりにパワハラは日常茶飯事でしたね。

先ほどの「公開処刑」をはじめとして、机を蹴る、ネクタイをつかまれる、暴言は当たり前のように行われていました。

不当な人事・解雇が行なわれる

そんなブラック企業に勤めていて、一度心が病んで休職した経験があります。そのときの役職は「係長」でした。

精神病院に行くと「うつ状態(うつ病の一歩手前?)」という診断を受けたので、会社に休職の届けを提出。約1ヶ月ほどお休みを頂きました。

で、休職が空けて出勤すると、いきなり上司に呼ばれて会議室に行くと、人事異動について話をされました。

そこで、僕は「係長」から「平社員」に2ランク格下げされました。もちろんお給料は大幅ダウンです。

これが「不当な人事」と呼べるのかどうかは議論が分かれる所かもですが、「たった一ヶ月の病気で、これはさすがにキツイ」と思いましたね。僕が転職を決めたきっかけの出来事です。(この後の転職先がまさかの「超パワハラ企業」だったんですけどね(笑))

 

僕のいた会社は中小の「家族経営」の会社でした。

とてもわかりやすい人事の査定方式が採用されていまして、「経営者家族に好かれれば昇進、嫌われれば格下げ」という、とてもシンプルなものでした。

休職したことで、「あいつは使いものにならん」と判断されたんでしょう。

ブラック企業を避けるには?

ぶっちゃけ言うと、ブラック企業を避けることは正直難しいかもしれません

僕が10年いた会社も、入社したときはとてもフレンドリーな会社に見えましたから。でも入社3日目くらいから、急に本性をむき出し始めるから厄介です。

でも、「ヤバい会社の共通点」はあります。それは以下の通りです(僕の偏見も含まれます)。

  • 夜遅くまで会社の電気が付いている(=残業が多い)
  • 「みなし残業代」が採用されている
  • 家族経営である
  • ずっと求人を出している(すぐに辞める?)
  • 離職率が高い

こんな会社は、要注意かなと。

面接を受ける前に、夜遅くに会社を見に行けば、電気で残業しているか確認できます。

会社のホームページや、就職四季報などの外部情報で離職率が確認できれば、参考にするべきです。

また2チャンネルなどでもたまに会社の口コミが公開されているので「会社名」でググってみるのもアリだと思います。

面接を受けるときには、必ず給与形態を確認して、残業代とかがちゃんと払われるか聞いておいた方がいいですね。

ブラック企業経験者からアドバイス

最後に、ブラック企業に10年いた経験者からアドバイスをして今日の話を締めくくります。

ブラック企業から早く逃げよう!

僕は今、ブラック企業→パワハラ企業と渡り歩いた後、主夫として在宅ワークで収入を得て生活をしています。詳しくは【朗報】パワハラ企業を辞めた後人生がバラ色になった話をご覧ください。

会社から逃げた結果、ストレスフリーの生活になれました。収入は減りましたが、とても幸せです。

ちょっと挑発的かな?と思いつつ、ぶっちゃけ言うとこんな気持ちです。

ブラック企業にいると、あなたが消耗します。さらに、あなただけでなくそのブラック企業も損します。(詳しくはブラック企業を辞めることは正義だということを証明しますの記事をどうぞ。とにかく「双方にとって」利益はありません。)

ブラック企業で消耗している場合ではありません。さっさとと退職代行サービス 転職無料カウンセリングに相談しましょう。

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