残業が多いと言われるのは何時間から?

残業 ブラック企業

会社の残業がとても多い気がする。

ところで、残業は何時間働けば「多い」ことになるんだろう?

労働に関する法律か何かで定められているのかな?

残業時間の「多い・少ない」は、働く人の肌感覚によるものが大きいです。

しかし実際には、法律で「残業は何時間まで!」という「上限」が設けられているのをご存知でしたか?

スポンサーリンク

残業が多いと感じるのは何時間から?

働く人たちにとって「残業が多いな」と感じるのは、何時間くらいからでしょう?

求人大手のマイナビが行なった調査によると、次のような結果になりました。

第1位「10時間」24人(10.6%)
第2位「20時間」23人(10.1%)
第3位「30時間」20人(8.8%)
第4位「1時間」18人(7.9%)
第5位「40時間」16人(7.1%)

(出典:マイナビ学生の窓口フレッシャーズ「今月残業多い」と感じるのは何時間から?社会人の多数派は「10時間」と回答」より

僕が働いていた会社では1日4~5時間の残業が当たり前だったので、1位の「月10時間」には驚きました(笑)4位の「1時間」って…

大手のメーカー勤務だったりすると、きちんと労務管理がされている印象なので残業は少なめかも。

だけど中小の小売とかだと、もともと人手が足りないので、1日で何時間も残業をしなければいけなくなります。

職業や業種、事業規模などによって残業時間は大きく異なっているのが現状です。

いずれにせよ残業時間が多く感じるか、それとも少なく感じるかは「慣れ」の部分は多いと思います。

残業時間の上限は法律で定められている

企業や業種によってバラバラの残業時間ですが、実は法律で「残業時間の上限」が定められています。

2018年に労働基準法が改定されて、36協定で定める時間外労働に罰則付きの上限が定められました。(2019年4月施行/中小企業は2020年4月施行)

「臨時的な特別な事情がなければ」、下記の時間を超える残業はさせてはいけません。

時間外労働の上限=月45時間/年360時間

月22日勤務で、毎日約2時間の残業です。

人によっては、多いか少ないかの感じ方は違うと思います。

さらに「臨時的な特別な事情があったとしても」、下記の時間を超えることはできないと書いてます。

年720時間/2~6ヶ月平均80時間/月100時間

あくまでも「臨時的な特別な事情があった場合」ですが…

年720時間だと、毎月60時間ペース。

2ヶ月~6ヶ月の平均が80時間を超えてはダメ。

月100時間がMAX。

この数字を見て「多い」と感じた人は多いのではないでしょうか。

そもそも厚生労働省が発表している「過労死ライン」が月80時間ですから、それに匹敵もしくは上回るペースです。

付則がありまして、月45時間の残業時間を超えることができるのは法律上年6ヶ月までとなってます。

【豆知識】~36協定って何?~

労働基準法第36条によって、会社は法定労働時間を超える

  • 時間外労働
  • 休日労働

を命じる場合に、労働組合と「協定」を結ばなければいけません。これを「36協定(サブロクキョウテイ)」といいます。

そして会社は協定内容を労働基準監督署に届け出る義務があり、これを怠った場合には罰則が課せられます。

残業が多いのは違法?

「何となく残業時間が多い気がする」だけではもちろん違法性はないかもしれませんが、先ほどご紹介した労働基準法に定められた上限時間を越えて残業があった(もしくは残業を強制させられた)場合は、違法であると判断できます

とはいえ実際残業時間の違法性を突っ込まれても

  • 協定の存在自体を知らなかった
  • 届けを出すのを忘れていた

など「言い逃れ」をするブラック企業まがいの事業者も多く、課題は多いようです。

【ブラック企業の定義】残業時間でわかるブラック企業の目安とは
ブラック企業の定義って何だろう?残業時間でブラック企業かどうかを判断できるのかな?ブラック企業と言え...
残業を強制することは違法じゃないの?
会社の上司から残業を強要されて困っている。仕事だからしょうがないかもしれないけど、残業の強制は違法じゃない...

残業が多いと悩んでいる人は転職を考えよう

働いている会社の規模や職種などによって、残業時間は全く違います。

中小の企業で人手が足りないなどの理由から「残業前提」で何時間も残業をしないと会社自体が回らないという所もあるでしょう。

残業時間が何時間から多いと感じるかは、その人の生活スタイルや体力なども影響します。

同じ時間でも、残業によって家族との時間が取れないと悩んでいる人なら、今の残業時間は「多い」と感じるでしょう。反対に独身で仕事をバリバリやりたい若い人なら、さほど多いとは感じないかもしれません。

いずれにせよ、今の会社の時間外労働の多さに悩んでいるなら、転職の道を選ぶのもアリです。

【人気記事】【無料】向いてる仕事がわからない!診断で適職がわかるおすすめサイト

【人気記事】20代におすすめの転職サイト・転職エージェント

【人気記事】30代におすすめの転職サイト・転職エージェント

コメント

タイトルとURLをコピーしました