転職を希望しているけど、「自分ができること」と「自分のやりたいこと」のどちらを優先すればいいんだろう?
こんなお悩みに答えます。
結論から先に言うと、転職においては「自分ができること」と「自分がやりたいこと」のどちらも欠けてはいけません。
理由は簡単で、どちらか一方でも「ゼロ」だと、転職に失敗する可能性が極めて高いからです。
企業が転職者に求めるのは「できること」
企業側が転職者に求めているのは何だと思いますか?
企業が転職者に求めているのは、あなたが「何ができるか」です。
面接で失敗するパターンは、企業側に自分の「意欲」や「やりたいこと」を押し付けているケース。
肝心の「できること」が十分に伝わっていないパターンです。
自分の「できること」と企業が求める「スキル」との不一致も原因として考えられます。
「意欲」や「やりたいこと」が重視されるのは、あくまで「新卒者」だけなんです。
転職は「できること」がないと厳しい
○○という職種にチャレンジしたいけど、全くの未経験であるという場合。
新卒者と違い、「スキル」や「実績」を重視する転職においては、自分の「できること」と企業側の求めるものが合致しないと、かなり厳しいものがあります。
例えば企業が「熟練の寿司職人」を求めているのに、包丁も握ったこともない料理の素人が応募してきたら、ほぼ100%不採用ですよね?これと同じ。
「未経験者OK」の求人の場合、年齢制限がかなり低めに設定されているのは、ここにも理由があります。
そのため異業種からいきなり未経験の分野に応募しても、書類選考で「不可」となる可能性が極めて高いです。
こうなると「弁解の余地なし」の状態で、どうすることもできません。
でも、例えば
- 新規事業を立ち上げたい
- 組織の活性化を図りたい
- 異業種の違った視点が欲しい
こういった場合、異業種からの転職者は逆に「重宝される」のも事実。
このことに企業側が気付いていないケースも多いんです。もったいないですね。
こうした求職者と企業側との「すれ違い」を避けるためにも、企業側とコネクションを持つ「転職エージェント」を利用することが、転職成功のカギとなります。
僕も転職を5回ほど経験していますが、転職エージェントを利用することで「書類だけで落とされる」ことを回避。
無理矢理面接にこぎつけて、採用を勝ち取った経験がいくつかありますw。
面接にすら行けないのは、もったいなすぎます。
逆に面接にさえこぎつければ、採用の可能性は生まれます。
異業種から「未経験」への転職の場合、一人で転職活動することがいかに難しいかが理解できると思います。
だから、転職エージェントを利用しましょ。
転職は「できること」と「やりたいこと」を掛け算で考えると上手くいく
転職は「やりたいこと」だけを企業に押し付けても上手くいきません。
「自分ができること」で、いかに企業に貢献できるか。企業が求めているのはココです。
たとえば自分にできることが0(ゼロ)の場合、いくら意欲が10あっても
になってしまいます。ゼロにいくら「やる気」や「意欲」をかけても、ゼロはゼロです。
しかし、だからといって「自分のやりたいこと」を無視していいかといえば、それは絶対に違うと思います。
仮に転職先で貢献できるスキルは万全。だけど自分のやりたいことじゃない場合
こんどは、自分自身の「やりがい」に問題が出てきてしまいます。
仕事はできるけど、自分のやりたいことと違うから、また転職に悩む。
こういったパターンで職を転々とされている方は、非常に多いです。僕もそれで何度も失敗しました。
ですので転職を考える場合、下の2つのどちらかが「ゼロ」であってはいけません。
- 自分のできることは何か?
- 自分のやりたいことは何か?
この2つの掛け算で、常に考えるようにして下さい。
【人気記事】20代におすすめの転職サイト・転職エージェント
【人気記事】30代におすすめの転職サイト・転職エージェント
コメント