人見知りにおすすめの職種は何かな?
あまり人とコミュニケーションを取ったり話したりするのが苦手。
後悔したくないから、おすすめの職種や職業を教えて欲しい。
僕は強度の人見知り&引きこもり系なので、ずっとこの悩みを抱えていました。
人見知りなのに「適さない職種」を選んだばかりに失敗しました。
今回のお話は「人見知りに適した職種を知りたい」という人に向けて、次のお話をします。
▶この記事の内容
- 人見知りに「適した職種」と「適さない職種」
- 人見知りな僕の「失敗談」
- 後悔しないための職種選び
人見知りの特徴
人見知りにはどんな特徴があるかを見ていきます。
自分の特徴を知っておくと、適した職種選びのヒントになります。
人見知りな人には、次のような特徴があります。
- 人とのコミュニケーションに自信がない
- 初対面の人と話すのが苦手
- 内気な性格
- 目立たない場所を好む
- 傷つきやすい
- 他人からの評価が気になる
- 自己主張が苦手
- マイナス思考
何個当てはまりましたか?僕は全部です(笑)。
人見知りかどうかをチェックするには、マイナビの人見知り度診断!あなたのシャイ度はどれくらい?でも確認できます。全部で10問ですが、無料で診断できますので上のリンクから試して下さい。
ちなみに僕はシャイ度91%でした…
人見知りにおすすめな職種
人見知りの人に最適な職種をご紹介します。
【知っておきたい】~職種と業種の違い~ 職種の紹介を始める前に、前提となる「職種と業種の違い」をお話しておきます。 「職種」とは、業務の内容で分類された職務の名前です。例えば経営企画や法人営業、Webデザイナーなどですね。 対して「業種」とは、言い換えれば「業界」です。マスコミとか出版、金融などですね。後ろに「○○業界」と付けば、それが業種です。 業種の中に様々な企業があり、企業の中の「役割分担」が職種というわけですね。 |
技能工
技能工とは、職人として「モノ」を作る職種です。
働く場所は、主に生産工場内や現場。図面や指示通りにモノを加工するのが仕事なので、基本的に人との接触は少なめです。人見知りには最適の職種と言えそうです。
しかし「モノ作り日本」の根幹を支える職種であり、地味ながらも大きなやりがいのある職種です。
技能工を要する業界には、以下のようなものがあります。
- 食品
- 建築
- 鉄鋼
- 自動車 など
運輸・配送・倉庫関連
長距離や中距離のトラック運転手、宅配便、物流スタッフなどが該当する職種です。
特に中~長距離は車に乗っている時間がほとんどなので、人見知りには心が軽いです。
現在インターネット通販の隆盛により、慢性的な人手不足となっており、高い給料が望めるほか豊富な求人がありチャンスです。
クロ〇ヤマトや佐〇急便などの「ルート配送」は、お客さんと会話が多めなので、負担を感じるかも。
ITエンジニア
ITエンジニアとは、IT(Information Technology)関連の「技術者」全般を指します。
細かく分けると、次のような職種に分けられます。
- SE(システムエンジニア)
- システム開発
- サーバーエンジニア
- プログラマー など
基本的にパソコンを前にした仕事が多く、パソコン好きで黙々作業をしたい人見知りには最適です。
IT関連には独立志向が高い人が多く、独立の際には営業などを自分で行わなければならず、その意味では人と接する機会が多くなります。
財務・会計・経理
お金の出入りについて管理したりする職種です。
とくになじみ深いのが「経理」かも知れませんね。経理は、日々の売上金や利益、従業員の給料、税金の計算、決算書の作成など、「会社のお金の動き」のすべてを管理するお仕事です。
電話対応をする場合もありますが、基本的に来客対応等はありませんので、人見知りにはもってこいの仕事です。
しかし中小の会社では、経理と兼務して電話応対や来客対応をやらされることも。
とはいえ専門性があり、やりがいがある職種といえます。
ゲーム関連
今とても注目されているのが、ゲーム関連の職種です。ゲームはすでに家庭で楽しむだけでなく、「Eスポーツ」や「VR」などの普及により、これからもっとも成長する分野とも言えるでしょう。
ゲームを作るために黙々と作業をするので人見知りは会話をしなくてすみ、今後需要は伸びていくことでしょう。
アニメーター
アニメや漫画好きの人なら、一度は憧れたことのある職種かも知れません。
こちらも机に向かって作業を行う仕事がメインなので、人見知りには最適な職種です。
日本のアニメは海外でももっとも高い評価を受けており、売れっ子になれば海外でも著名人になれる可能性もあります。
「人に夢を与える仕事」としても、やりがいは非常に高いと言えます。
人見知りにNGな職種【体験談アリ】
反対に、人見知りにはあまりオススメしない職種もあります。チャレンジするのはもちろん自由ですが、それなりの努力と覚悟が必要です。
例えば、以下のような職種です。
- 営業
- 企画・マーケティング
- サービス(接客など)
接客に関しては身近なので、比較的イメージしやすいと思います。スーパーの店員さんや、美容師さんなどが該当しますね。
接客なら人見知りでもクリアできる場合も多いですが、苦痛で離脱していく人が多いのも現実です。スーパーなら、バックヤードで調理をする仕事であればいいかも知れません。
また営業職は、基本的に人見知りに、厳しいです。
営業職は「自分の顔を売ってナンボ」の商売だからです。「営業は商品を売らずに、自分を売れ」という格言がありますが、人見知りだとちょっとハードルが高いです。
僕はこのパターンで失敗しました。
企画・マーケティングも、パッと見「企画」なので裏方的な響きですが、実際には現場を統率する「リーダーシップ」などが求められるので、人見知りには大変です。
僕の失敗談
僕はもともと、すごい「人見知り」でした。
大学のときの就活中に「何とか人見知りの性格を治したい」と思い、最初「学習塾講師」の世界に飛び込みました。
ところが引っ込み思案な性格から、なじめずに1年で退職します。
そして次に入社したのが、接客業(某ホームセンター)です。3年ほど頑張りましたが、クレーム対応の恐怖に負けて退職。
そして懲りずに飛び込んだのが、営業職です。シャイなのに、「営業なんて無謀だ!!」って思うでしょ?はい、無謀でした(笑)。
基本的に人見知りなので、お客さんの所に行くのも大変で、何をしゃべっていいのかがわかりません。さらにマイナス思考なので、ちょっと怒られただけで「ヒィッ」となる、ウサギちゃんみたいな性格です。
それでも結局10年は何とか頑張ったんですけど、最終的にストレスと疲労で倒れて、退職しちゃいました。
「自分を変えよう」と思って何度かトライしましたが、僕には無理だったようです。
人見知りが後悔しない職種選びのコツ
僕の失敗例から、あえて強めにアドバイスをさせてもらいます。
将来がかかってるから、自分に合った職種選びをして下さい。
適職の見つけ方は、下記の記事で詳しく解説しています。
何十年も働いて「後悔する」なんて、これほど残酷なことはないです。
世の中の非常に多くの人が、今の仕事に我慢しながら働いています。
働くって、単に「お金を稼ぐ」だけが目的じゃありませんよね。
やりがいとか意欲とか「働く原動力」がないと、人間は健全にはなれません。「ストレスや病の元」ですね。
そして僕のもうひとつの大きな失敗が、職種を知らなかったことです。
もうちょっと世の中の職種や職業を知っておけば、もっと違う選択肢があったんじゃないかな?と後悔してます。
若い時は「接客と営業と事務」くらいしか知りませんでした(笑)。
「こんなにたくさんの職種があったんだ…ちゃんと調べときゃよかった」と、今さらながらに後悔してます。
僕みたいに人見知りで、職種選びに後悔したくなかったら、今のうちから「どんな仕事や職種があるか」を調べておきましょう!
転職サイトや転職エージェントには、多くの職種があるのでぜひ検索してみて下さい。
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