一人暮らしの場合、転職にかかるお金ってどれくらいだろう？
やっぱり貯金はしておいた方がいいのかな？
一人暮らしの場合家賃や生活費があるので、費用が多くかかりますね。
転職時にかかるお金はしっかり把握しておきましょう！
一人暮らしにかかるお金
一人暮らしの場合、以下のお金が発生します。
- 家賃
- 生活費
- 税金や社会保障
- 交通費
- 雑費
- 通信費
- 服飾費
在職中なら無視してＯＫですが、退職後は無収入になるので要注意です。
家賃
家賃の額は東京都心と地方とで格差が大きいので、一概にいくらとは言えませんが…
平均的な転職活動期間は3～6ヶ月と言われているので、半年分のお金はあった方が安心です。
生活費
一人暮らしは食費や水道代、光熱費、日用品などの生活費の確保が重要です。
コンビニ弁当主体の僕の場合、生活費は月6～7万円くらい。
転職活動期間を考えると、トータルで20～40万円を目安にしましょう。
お金を浮かすためにも「自炊に切り替えて臨む」という方向性もアリです。
税金や社会保障
退職後の税や社会保障関係は、一人暮らしには大きなお金です。
主には次のものがあります。
- 国民年金
- 国民健康保険
- 住民税
これまで会社が代わりに払ってくれましたが、退職したら自分で払わなければいけません。
会社を辞めたら国民年金に加入しなければいけません。役所で切替え作業をしましょう。
僕はすっかり忘れていたので、年金に「空白期間」ができてしまいました（あとで全額支払いました）。
退職後の健康保険については、退職後の手続きマニュアル「健康保険」（doda）がわかりやすいです。
収入が減った際には「減免措置」があるので忘れず確認しましょう。
住民税は会社を辞めるタイミングによっては自分で支払わなくてはいけないケースがあります。（退職後の住民税の手続きや納付方法とは（en転職）に詳しく解説されています）
車に乗っていれば自動車税が別途ありますし、任意の生命保険も忘れずに。
交通費
転職面接で移動にかかるお金が交通費です。
企業によっては交通費支給もありますが、自腹のケースも多いです。
いずれにせよ立て替え分のお金は用意しなければいけません。
電車が止まって急遽タクシーで面接に行くこともあったので、トータルで2～3万かかっていたと思います。
遠方に新幹線で行く場合は、乗車券と特急券で大きな出費になります。
雑費
会社応募に必要な履歴書や、送付するための封筒・切手を買うお金です。
書籍代なんかも含まれます。
月に5,000円は見ておきましょう。
通信費
スマホや携帯代、インターネット費用です。
月に1万円くらいです。
企業から連絡があるので携帯が止められたなんてことがないように！
服飾費
スーツを買うのもありますが、意外と重荷なのがクリーニング代です。
面接にしわくちゃのスーツっていう訳にいかないですからね。
スーツだと1着1,000円くらいかかります。
仕事を辞めるときに必要な貯金額（一人暮らしの場合）
画像引用元：リクナビNEXT「転職時に貯金はいくら必要？転職にまつわるお金の話」
上はリクナビNEXTが行なったアンケート結果です。
10万円未満の回答がもっとも多いですが、「50万円以上」という回答が半分を占めています。
実家暮らしも含めているので参考程度ですが、一人暮らしだと費用が増えるので多めの貯金が安心です。
退職後の場合は家賃も含めた生活費の半年分くらいかなと思います。
一人暮らしの転職に必要なお金
転職活動を在職中にやるのか、退職してからやるかで準備するお金は変わります。
働きながらの場合は収入があるので、転職にかかる「実費」でまかなえます。
しかし退職してから転職活動する場合は収入がゼロなので、少なくとも半年は生きていけるだけの貯金を用意しましょう。
家賃や生活費などを考えると100万円以上は準備しておきたいところです。
一人暮らしの転職で借金まみれに
僕は22歳のときに初めて転職をしました。
アパートに一人暮らしで貯金は5万もありませんでした。
ある日軽い気持ちで「仕事やーめた！」と退職しました。
「20代だし就職なんてすぐに決まる」と思ってました。
だけど雇ってくれる企業はなかなか見つからず。
一ヶ月、二か月…と時が流れいきます。
なけなしの退職金（20万くらい）を使い果たし、困った挙句に駆け込んだのが「消費者金融」でした。
100万円の貸付上限枠があり、まず借りたのが10万。借金の恐怖はありましたが、お金がないと生活ができないので背に腹は変えられません。
それでも転職先は決まらず、借金は増えるばかり。
借金が40万円を超えた頃、ようやく転職先にありつけました。
一人暮らしの転職の注意点
一人暮らしの場合の注意点です。
失業保険は支給開始まで時間がかかる
退職したら「失業保険」があります。
しかし「自己都合退職」の場合、ハローワークで「失業認定」を受けてから、支給されるまで3ヶ月かかります。
貯金は必要！親にも甘えよう！
一人暮らしの場合せめて半年は無収入でも生きていけるだけの貯金を用意しましょう。
実家が近い場合は、どんどん親に甘えるのが吉です。
一人暮らしは在職中に転職しよう
無収入の状態での就活は「超リスキー」です。
その理由は3つです。
- お金がなくなる
- 転職を焦る
- 妥協する
お金がないと冷静な判断ができません。
転職に禁物なのは、焦りです。
「自分に合わない」「やりたいことと違う」などのミスマッチが起こり、再び転職しないといけなくなるからです。
転職活動は在職中にやるのがセオリーです。
【人気記事】20代におすすめの転職サイト・転職エージェント
【人気記事】30代におすすめの転職サイト・転職エージェント
コメント