仕事場の机を整理してわかった3つの大事なこと

仕事場の机を整理したあと コラム

仕事場の机が全く整理整頓できないと悩んでいませんか?

こんにちは。shin-ta(@shinta_work)です。 

僕はこれまで、「整理整頓」の意味を知らずに生きてきました。

「意味」というのは辞書的にということではなく、「必要性」という意味です。

なんでそんなんせなあかんの?意味わからん」ってやつです。

だけど先日近所のブックオフで見つけた本が、とてつもなくツボに入ったので今回ご紹介します。

タイトルは「たった1分で人生が変わる 片づけの習慣」です。

どこにでもありそうな片付けのマニュアル本かと思いきや…

熟読して実践してみると多くの発見やこれからの人生で役立ちそうなエッセンスが満載でした。

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コミック版「たった1分で人生が変わる 片づけの習慣」を買ってみた

僕が購入したのは、「かたづけ士」としてメディアでも有名な小松易さんの著書「たった1分で人生が変わる 片づけの習慣」のコミック版です。

読んでみてとても良かったので、ツイッターとインスタで早速おすすめしちゃいました。

正直に言うと、この本に書かれている整理整頓のノウハウは、他の類似書籍に書かれている内容とさほど変わりはありません。

しかしこの本が僕にとってツボだったのは、「なぜ片づけをしなければいけないのか」という「動機付け」です。

冒頭にも書いた通り、僕がこれまで「片づけ」をしてこなかったのは「なんでせなアカンねん」という「必要性」が理解できなかったからです(はい、責任転嫁ー!(笑))。

しかしこの「たった1分で人生が変わる 片づけの習慣」には、「なぜ片づけが大事なのか」という前提がしっかりと示されています。

その中でも僕が大事だと感じた3つをご紹介します。

仕事場の机を整理してわかった「3つの大切なこと」

本を通じて僕が感じた「大事なこと」をは次の3つです。

  1. 成功体験による幸福感
  2. 習慣化の秘訣
  3. 時間と心にゆとりが生まれる

ひとつずつ詳しく説明しますね。

①成功体験による幸福感

本を読んでその通りにやってみた結果がこちら。Beforeの写真を取り忘れたのですがめちゃくちゃスッキリ整理することができました。

所要時間はたったの10分です。

昨日まで資料や本、食べ物、飲み物で雑然としていた仕事場の机が信じられません。

仕事場の机を整理したあと

ここで僕が味わったのは「自分でもできるんだ」という前向きな気持ちです。

この気持ちを心理学のことばで「自己効力感」と言います。

自己効力感は人の幸福に深く関わる自己肯定感の要素のひとつ。

「今まで片づけできなかった自分でも、たった10分でできたんだ!」というのは、馬鹿にできないくらいの幸福感を感じました。

このように負担にならない程度の「小さな成功体験」を積み重ねることはとても大切であると、本の中でも触れられています。

社会において「大きな目標」を掲げることはとても大切なことです。

だけどいきなりその大きな目標に向かっていってしまうと、ほとんどの人が挫折しちゃいますよね?

「俺はエベレストに登るんだあ!!」なんて、登山初心者がいきなりエベレスト登頂にのぞんでも自殺行為です。

大きな目標を達成するには、まず「身近で達成できそうなこと」をクリアしていくことが大事です。

ちょっとだけハードルが高いものに挑戦をして、「できる!」という成功体験を積み重ねていく。

そうやって少しずつ「エベレスト登頂」という最終目標に近づいていけるわけです。

②習慣化の秘訣

ダイエットを始めたけど、なかなか長続きしない。

「習慣が身に付かない」という悩みを持っている人も多いと思います。

たった1分で人生が変わる 片づけの習慣」では、習慣の作り方の秘訣にも言及されています。

何か物事を継続して習慣レベルにまで到達するには、脳が「楽しい」と思えるところで止めておくことが秘訣です。

脳が苦痛を感じると自然に「拒否反応」が起こります。

完璧主義の人ほど「ダイエットのために毎日5km走らなきゃ」と意気込みますが、挫折して失敗してしまうのは脳が「辛い」と拒否反応を起こしてしまうからです

この本で紹介しているノウハウは15分間というとても短い時間の「成功体験」の積み重ねがベースとなっており、脳が「楽しい」という快楽を感じている時点で止めるという点に「秘訣」があります。

だから脳が拒否反応を起こすことがないので長続きし、習慣化に成功するのです。

③時間と心にゆとりが生まれる

下は「たった1分で人生が変わる 片づけの習慣」の中で僕がもっとも好きな文章の引用です。

片づけで生まれた「ゆとり」は……「未来のための空間」なんです

毎日仕事に追われて、ゆっくりと考え事をする暇もないという方も多いかもしれません。

仕事場も時間も頭もいっぱいいっぱいでは、心の余裕もなくなりますよね。

まず仕事場の机を整理することで書類を探しやすくなるので「時間の短縮」になります。

仕事場の机を整理したあと

さらに机を整理整頓したあとには「空間という名のゆとり」ができます。

このゆとりが心の余裕につながります。

「何言ってんだコイツ?」と思われた方もいるかもしれませんが(笑)、不思議なことに物をキャパシティの8割程度に抑えると、気持ちにゆとりが生まれます。

机以外にも「クローゼット」も同じです。

机の整理で味をしめたので後日クローゼットを思い切って「断捨離」しましたが、とてもスッキリして気持ちが良い感じがしました。

これまでは洋服を取り出すのに時間が掛かっていましたが、容易に目的の服を取り出すことができるので、これも「時短」になります。

ひとつひとつの作業が時短できると、副産物として時間的余裕が生まれます。

毎日5分でも物を探す時間が減らせると、1年間で1,825分。およそ30時間のゆとりです。

30時間もの時間があれば、読書や勉強、家族との団らんなど、有意義に使えそうですよね?

片づけをすることで空間だけでなく心の余裕、時間的余裕を作ることができます。

片づけしようよ!

たった1分で人生が変わる 片づけの習慣」を読んでみて、何のために整理整頓をしなけれればいけないのかを、ようやく理解することができました。

「片づけ」で得られるものは、見た目の美しさだけではありません。

  1. 成功体験による幸福感
  2. 習慣化の秘訣
  3. 時間と心にゆとりが生まれる

これら3つのことは、整理整頓以外にも、今後の仕事や人生の中でとても大切な要素です。

マンガなので気軽に「片づけの極意」が学べますよ!

 

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