社内ニートで暇すぎるので、時間をつぶず方法を知りたい。
YouTubeやスマホゲームは飽きたから、他にいい暇つぶしはないかな?
会社に通いながらも仕事を与えられない社内ニートの人の中には、暇すぎて時間を持て余しているという方も多いでしょう。
しかし悠長に構えていられる時代は終わりました。
世界トップクラスの企業が終身雇用制度の限界を唱えたことにより、雇用情勢は一気に変化を始めました。
日本の労働者の雇用を守ってきた制度の崩壊が始まった今、社内ニートは真っ先に淘汰される対象でしょう。
今日から暇をどう使うかで、あなたの運命は変わります。
終身雇用制度の終焉=社内ニートの終わり
いきなり冒頭で恐怖心を与えたかもしれません。
しかし社内ニートが非常に危ない立場に置かれていることは、知っておく必要があります。
日本には昔から「終身雇用制度」が根付いていました。
終身雇用制度とは「一度入社すれば、倒産しない限り定年まで働き続けることができる」というものです。
年功序列という慣習も相まって、「窓際族(当時の社内ニート)」と呼ばれる人たちは仕事ができなくても定年まで勤め上げることができました。
年功序列の撤廃・成果主義の導入
ところが最近の少子高齢化や日本経済低迷の影響から、従来の終身雇用や年功序列を維持することが難しい企業が次々と現れました。
代わりに導入が進んでいるのが、成果主義です。
先日も世界トップのモーターメーカーである日本電産が、2020年4月より成果主義による給与体系を導入したと報道されていましたね。
まだまだ少数派ですが、確実に成果主義の波は押し寄せています。
日本中を揺るがした世界的企業トップの発言
2019年、衝撃のニュースが飛び込んできました。
世界でもトップクラスの時価総額(20兆円越)を誇るトヨタ自動車のトップ、豊田章男社長は、次のように発言をしました。
「終身雇用の維持は難しい。」
経常利益だけで2兆円を越える超安定企業のはずのトヨタトップの発言は、日本の経済界を大きく揺るがしました。
同時に今後、総合職の50%を中途採用の枠にするとも発表しました。
これは新入社員の半分はリストラの対象になることを意味します。
トヨタの改革により終身雇用制度の崩壊は一気に加速すると見られます。
社内ニートは真っ先に淘汰される対象になるのは間違いありません。
社内ニートの間違った暇つぶしは身を滅ぼす
暇すぎるからと言って間違った時間のつぶし方をしてませんか?
終身雇用に守られることがなくなる今後は、以下の行為は自殺行為に等しいです。
- YouTubeを見る
- ネットサーフィンをする
- 昼寝をする
- スマホゲームをする
貴重な時間をただ浪費するのは愚かです。
今後もサラリーマンとして生きたいのであれば、行動を変えるべきです。
今日から暇をどう使うかで、あなたの運命は変わります。
社内ニートのメリットは「暇すぎる」こと
社内ニートは暇を持て余しています。
これは間違いなくメリットです。
暇すぎる時間を工夫すれば、今後サラリーマンとして生きていくためのスキルを身に付けることができます。
やるべきことは、自分への投資です。
正しい暇のつぶし方=自分への投資
投資といっても株やFXの話じゃありません。
自分のスキルを上げるために取る、次のような行動を指します。
- 読書をする
- 資格やスキルアップの勉強をする
- 信頼を取り戻す
- 求人を探す
具体的に説明していきますね。
読書をする
ビジネススキルは読書量に比例します。
社内ニートに限らずビジネスに疎い人は、読書不足が原因です。
逆に仕事ができる人は、圧倒的な読書の量です。
「ビジネスセンス」なんて言葉ありますが、あれは生まれ持った才覚とかじゃなく、読書を含めた努力の結果です。
成果主義が完全にスタートする前に、どんどん本を読みましょう。
マーケティングや経済、金融、営業、雑談…何でもいいので仕事に結びつくだろう本は片っ端から読んで下さい。
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資格やスキルアップの勉強をする
資格取得やスキルアップのための勉強に時間を使えるのは、社内ニートならでは。
TOEICや簿記、宅建などの資格取得のための勉強は、まとまった時間がないとできません。
実務に役立つWordやExcelの知識を付ける、プログラミングを学ぶのもおすすめです。
社内の信頼を取り戻す
社内ニートは上司や同僚の信頼を失っている状態です。
同じ会社で働き続けたいなら、積極的に信頼を取り戻す行動を取るべきです。
- 上司に仕事をもらう
- 同僚に声を掛ける
- 事務所の掃除をする
暇すぎる態度は余計に信頼を失います。
暇をつぶす意味でも自分から仕事を探し、社内の信用を築きましょう。
求人を探す
将来を見据えて求人に目を通すのも、立派な自己投資です。
転職は昔のマイナスイメージは消え、スキルアップには欠かせない存在になりました。
求人情報に目を通すことで、次のメリットがあります。
- 目標が見つかる
- 身に付けるべきスキルがわかる
- 保険になる
今の会社で漠然と仕事をしても、何のビジネススキルも身に付きません。
暇な時間に求人に目を通すことで、「こんな会社で働きたい」という目標が見つかります。
さらに「その会社に転職するためには、どのようなスキルが必要か?」が見えてきます。
最終的にこの行動が保険になります。
現在の職場で目一杯の努力をしても、実らない可能性があります。
「頑張ったけど結果が出なかった」というやつです。
最悪の場合、今の職場を去るべきときが来るかもしれません。
冒頭でお話した通り、終身雇用は終わろうとしています。
いきなり肩を叩かれても、準備がなければ路頭に迷うだけです。
そのための「保険」です。
僕も社内ニートから脱出しようとしていたとき、保険として転職先だけは考えてました。
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