【介護職の離職理由】4人に1人が人間関係!?改善する方法は?

仕事の悩み

介護職を離職する人は、多くの人が理由として「人間関係」を挙げています。

介護の現場では、同僚の介護スタッフだけでなく、看護師や理学療法士、施設利用者、利用者の家族など、様々な人間関係が存在します。

人間関係が上手くいかないと、職場が上手く機能しないだけでなく、モチベーションが下がり離職率アップにつながります。

この記事では、以下のポイントについてお話をします。

  • 介護の離職理由の1/4は「人間関係」
  • なぜ介護の職場は人間関係が悪いのか?
  • 介護現場での人間関係を改善する方法
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介護職を離職する人の「4人に1人」が人間関係の悩みが理由

2019年の「介護労働実態調査」によると、2018年から2019年にかけての介護職における離職率は15.4%となっています。

日本全体の離職率の平均が15%前後と言われているので、介護職だけがとりわけ高い水準というわけではないようです。

注目すべきは介護職の退職理由で、断トツのトップが「人間関係の悩み」となっています。

2017年の同調査によると、離職者の23.9%が理由として「人間関係」を挙げており、実に4人に1人の計算です。

介護というと、体力面のキツさや待遇の低さが離職理由として真っ先に思いつきますが、多くの人が人間関係のもつれ・悩みから退職していることに驚きです。

介護現場でよくある人間関係の悩み

介護の現場は「人と人」の関係で成り立つ仕事なので、人間関係の悩みはつきものです。

介護の現場では、次のような「人間関係の悩み」がありますね。

  • 職場のスタッフと上手くいかない
  • 施設利用者(高齢者)から嫌われる
  • 利用者家族からクレームが入る

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

職場のスタッフと上手くいかない

「いつも口うるさく言われる」「自分ばかり責められる」など、介護の現場ではスタッフ同士の人間関係に揉め事はつきものです。

介護の現場は年齢層が幅広く、20代から60代まで様々な年代の人が活躍しています。

年齢の幅が広ければ、それだけ違う価値観を持った人がいるということなので、人間関係の悩みは多くなる傾向があります。

また介護は過酷な現場で、比較的低賃金で働いていることもあり、何かと「不満」を抱えがちです。

ストレスが多い職場なので、コミュニケーションが上手く取れず、人間関係が悪化するケースもあるようです。

また施設内には「介護以外の職種の人」も多く関わっています。

看護師や理学療法士などですね。

よく「営業と商品管理は仲が悪い」と言いますが、介護の現場でも同じことが言えます。

お互いに「自分の職種の都合」で判断してしまうため、必ず「衝突」が起こります。

最終的に「妥協点」を見出すことで表向きは解決させるのですが、どうしても「しこり」は残りますね。

「看護師は介護職を下に見ている!」なんていう書き込みも、SNS上でよく見かけます(笑)

施設利用者(高齢者)から嫌われる

介護の仕事をやっていて、施設利用者の全員から「ありがとう」と感謝されるかといえば、現実は違いますよね?

利用者から「お前なんか辞めてしまえ!」とか「あんた嫌い!!」と暴言や陰口を叩かれることも、日常茶飯事です。

また男性利用者からセクハラまがいの事を受けることもあるでしょう。

過酷な労働環境のなかで、一生懸命にやっているつもりなのに、やるせない気持ちになりますね。

利用者家族からクレームが入る

施設を利用している高齢者家族からクレームが入ることもありますね。

これは、施設の運営方針と家族の期待値の「ズレ」が生じると起こりやすくなります。

例えばある施設が「施設利用者の自立を促す」ことを方針としているケース。

この場合、なるべく利用者が自分でできるように、介護は必要最低限のレベルに「あえて」留めます。

例えば利用者がスプーンを落とした際に「○○さん、スプーンを拾ってくれますか?」と指示を出すことがあります。

これは高齢者の運動機能や知能を維持するためという、明確な目的があります。

しかし、利用者家族が「いたれり尽くせりの介護」を求めているとすると、期待値からの「ズレ」が生じるため、クレームに発展する場合があります。

介護職の人間関係が悪いのはなぜ?

職場内の人間関係に限ってお話をすると、人間関係が悪くなる原因には次のような理由があります。

  • 慢性的な人手不足
  • 過酷な労働環境
  • 職種・役職による価値観の違い

介護業界は求人倍率が4倍以上と、慢性的な人手不足。

【介護職】夜勤で休憩なしは違法?今すぐ脱する方法でも書きましたが、介護に携わる多くの人が過酷な環境下で働いています。

そのため他の業種と比べて心身にかかるストレス・レベルは高め。

人間関係がギクシャクしてしまってもおかしくないのかも知れませんね。

また、介護施設には多くの職種・役職の人が絡み合って仕事をします。

職種の違いによる価値観のすれ違いについては先述しましたが、この他にも「現場を知らないくせに、無茶な要望を押し付けてくる経営者」など、役職による価値観違いにも原因があります。

介護に携わる人は現場を重視し、経営者は利益を重視します。

この価値観の違いが、人間関係に摩擦を生みます。

介護職の人間関係を改善する方法

人間関係の改善を図る場合は、次のように考えてみて下さい。

その人間関係は、自分が変われば改善しますか?

つまり、

  • 自分が変われば改善する→努力をする
  • 自分が変わっても改善されない→諦める

ということです。

詳しく説明しますね。

自分が変われば改善する場合

職場の人間関係が上手くいかない場合、意外かもしれませんが、自分から人間関係を積極的に構築していないケースがあります。

自分からコミュニケーションを避けてる状態ですね。

「なんとなく嫌われてそう」「なんとなく絡みづらい」。

この「なんとなく」という空気感が、前に踏み出す一歩を邪魔しています。

よそよそしい態度は周囲にも伝わり、近づきがたい雰囲気を醸し出します。

この場合、先入観を捨てて、自分から積極的にコミュニケーションを図ることで打破できる場合が多いです。

自分から積極的にアドバイスを求めたり、大変さを共有することで、人間関係が良くなっていくものです。

自分が変わっても改善しない場合

「自分には責任がない場合」とも言い換えることができます。

相手(他人)を変えることは不可能で

例えば施設利用者と合わないと悩むとき。

暴言を吐かれたり、無視をされるということもあるでしょう。

ぶっちゃけ言うと、「いちいち気にしては勤まらない」です。

お互い人間同士ですから、そもそも最初から気が合うはずと考える方が間違いかも知れません。

人の好き嫌いの「2:2:6の法則」を、ご存知ですか?

人はみな、2割の人に好かれ、2割の人に嫌われます

そして、残りの6割の人はあなたのことを「どうでもいい人」と思っています。

人間関係に悩む人の多くは、「多くの人に好かれなければいけない」と考えます。

しかし、これは無理な話です。

だって、どれだけ頑張っても2割の人にしか好かれないんですから。

職場の人間関係でも、同じです。

諦めて、割り切るしか方法はありません。

 

そう言われても、すぐに気持ちを切り替えることができない人もいるでしょう。

そんな人でも、安心して下さい。

人間関係に悩む多くの人が、職場を変えることによって、人間関係の良好な環境に移っています。

今、介護業界は人手不足の状態で「超売り手市場」ですから、より良い職場を求め転職する人がたくさんいます。

多くの「優良介護施設」が、喉から手が出るほど人を欲しがっている状態です。

介護職の求人倍率は4倍を超えており、これは1人の求職者に4つ以上の施設が「うちに来てくれ~!」と募集をしていることを表します。

しかし、施設の本当の良し悪しは、働いてみないとわからないのが普通ですよね?

転職してから「前の職場の方がマシだった…」という危険もあります。

例えばその職場で働く人の紹介であれば、あらかじめ職場環境や人間関係などの内部情報がわかるかもしれません。

しかし、そのような知り合いがいなければ、やはり優良な転職先を自分一人で見つけるのは「至難の業」です。

そんなときは、介護職に特化した「介護転職エージェント」に相談しましょう。

エージェントは求人企業の職場環境や人間関係といった内部情報をすべて持っているので、転職後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐことができます。

登録から内定まで全てのサービスが無料なので、負担ゼロで転職することができます。

完全無料のため、多くの転職者が転職エージェントを利用しています。

優良な介護施設は「早い者勝ち」の状態になっているので、早めに登録を済ませておくことをおすすめします。

また完全無料ということもあり、ほとんどの人は求人サイトを1つに絞らず、複数のサイトに同時登録して、選択肢を広げています。

求人サイトによって、募集している企業や特徴が違うためです。

どの求人サイトも豊富な求人数と信頼できるエージェントを配属しているので、安心して求職活動ができますよ。

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