社内ニートが辛い。会社を辞めたい。
転職をすれば状況は良くなるのかな?
でもすぐに退職するのは「無責任」と周りから白い目で見られるかもしれないから踏ん切りがつかない。
このモヤモヤを解決する方法はないかな…?
社内ニートから脱出するために、仕事を辞めたいという悩みを抱えている方。
辞めたいと思ってもすぐに退職の決心がつかず、気分が晴れない毎日を過ごしている人もいるでしょう。
しかし仕事へのやりがいを求めて「辞めたい」と思っても、方法を間違えると失敗します。
「辞めたい」と「躊躇」の間でモヤモヤ
社内ニートで居続けるのは辛いものですね。
僕も20代半ばの頃同じ状態でしたから、抜け出したい気持ちは凄くわかります。
当時の僕の頭の中には「会社を辞めたい気持ち」と「躊躇する自分」が交錯して訳がわからなくなっていました。
【会社を辞めたい自分】
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【辞めることを躊躇する自分】
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同じようなモヤモヤを抱えている人はまず思考の整理が大事でして、衝動的な行動はドツボにはまるので要注意です。
社内ニートで会社を辞めたいけど踏ん切りがつかない人は「仕事の目的は何か?」を考えるとスッキリします。
仕事の目的って何?
あなたの「仕事の目的」は何ですか?
生活費と答えた人は幸福度が低いかもしれません。
仕事は「誰かへの貢献」で達成されます。
下は貢献する相手を指しますが、自分を最小として、相手→社会へ進むにつれて規模は大きくなります。
- 自分(仕事をする本人)
- 相手(客・家族・同僚)
- 社会(会社・日本・地球)
詳しく説明しますね。
相手や社会への貢献=仕事の満足度が高い
相手や社会に対する貢献度が高いほど、仕事の満足度や幸福感は上がります。
- 作った製品がお客さんに喜ばれた
- 資料がプロジェクト全員に評価された
- 書いた本が1,000人に役立った
- 投稿したYouTube動画に「10万いいね」
- 開発した薬が地球規模の感染病から人類を救った
下に行くほど貢献規模が大きくなり、比例して仕事の満足度が上がります。
これを「やりがいがある」と表現します。
仕事の目的が自分だけだと「やりがい」は見つからない
お金のために仕事をしている人は「自分への貢献」が仕事の目的です。
相手や社会への貢献がないので、仕事への幸福度は低めです。
自分のためだけに仕事をしている社内ニートの人は、やりがいを求めて転職をしても上手く行きません。
そもそもやりがいは自分と社会(相手)との関係上でしか成り立たないものだからです。
もう一度冒頭の「モヤモヤ思考」に戻ってみて下さい。すべてが自分本位で、相手や社会が視界に入ってませんね。
仕事は目的を達成するための手段にすぎません。
相手や社会に目を向ければ、自ずとやるべきことは見えてきます。
会社を辞めたい社内ニートが「やりがい」を取り戻す方法
辞める前に今日からできることがあります。
それは「相手(社会)に貢献できることをやりましょう」です。
次のように小さなことからでOKです。
- 事務所を掃除する
- 同僚を手伝う
- 雑務を進んで引き受ける
- 会議で発案する
これで「自分は誰かの役に立っている」という充実感を取り戻せます。
誰かの役に立つことこそやりがいです。
相手に貢献することが目的であれば、みじめな気分を味わうこともプライドが傷つくこともありません。
自ら進んで行うことであなたには信頼が集まり、いろいろな仕事を任せられるようになります。
もちろん社会的貢献の高い企業に転職することでも、仕事のやりがいを取り戻すことができます。
「人のためになりそう」「社会の役に立ちそう」という会社があれば、飛び込んでみるのもアリですね。
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