会社に行きたくない。しんどいし憂鬱だなぁ。
最近夜の寝つきも悪いし、毎朝なぜか心臓がドキドキする。
やっぱり「行きたくない」っていう理由だけで会社を休むのは単なる「甘え」なの?
※この記事は、下のような悩みを抱えている方に向けて書いています。
- 会社に行くのが毎日憂鬱な方
- 会社に行きたくなくて、最近夜の寝つきが悪くなった方
- 会社に行くとき、原因不明の動悸に襲われる方
冒頭の吹き出しに書いてあるセリフは、僕がサラリーマンだった頃の実際の頭の中の思考をそのまま書いてみました。
夜寝付けなくなり、意味不明な心臓の動悸。とにかく「会社に行きたくない」という考えが頭の中をグルグルと駆け回っていました。
そして挙句に2ヶ月も経たないくらいに、「うつ状態」となって会社を1ヶ月休職する羽目になりました。
会社に行きたくないと思ったら、素直に休むべき理由があります。
というわけで今日は、次のことについてお話します。
- 「会社に行きたくない」は心のSOSかも
- 眠れない・動悸は危ないサイン
- 会社に行きたくないと思ったら休むべき
「会社に行きたくない」は甘え?
「会社に行きたくない」という感情は、ただの「甘え」なのでしょうか?
冒頭にも書きましたが、僕は10年間在籍したブラック企業に勤めているときに、精神科で「うつ状態」と診断されて、1ヶ月の休職をすることになりました。
最初は、「何となく会社に行きたくない」という漠然とした感情から始まりました。
でも当時は、「そもそも『会社に行きたくない』というのはただの甘えだ!」と思ってましたから、頑張って会社に行くようにしてました。
ところがある日から夜の寝つきが悪くなり始めました。最初は気にも留めてなかったのですが、何日も続くので、さすがに仕事中も眠たくて、集中力がなくなっていきます。
で、次に始まったのが原因不明の動悸です。会社に到着する手前になると、毎日のように心臓がドキドキします。
それでも毎日会社には休まず出勤していたのですが、結局心の病気と診断され、休職をすることになりました。そしてこれが引き金となり、最終的に退職をします。
これが、僕が経験した「リアル」です。
「会社に行きたくない」という感情は、「絶対に」甘えだけではありません。
ほんの些細な「会社に行きたくない」という気持ちから、病気にまで発展する可能性が実際にあるんです。
あなたの「会社に行きたくない」という感情は、心の発するSOSかも知れません。
会社に行きたくないなら素直に休むべき理由
会社に行きたくないなら、素直に休むべきです。
その理由は、次の通り。
- 生産性が下がる
- 体や心がボロボロになる
- 生活費に困る
生産性が下がる
まず第一に「会社に行きたくない」という状態から、高い生産性を産み出すことはできません。
そもそもモチベーションが低い状態ですから、仕事でハイ・パフォーマンスを発揮するなんて不可能です。
人が仕事でモチベーションを保つために必要な要素は3つあります。
- やりがい
- 働きがい
- お金
「会社に行きたくない」という状態は、1と2が欠けています。
残った「お金(=生活費))だけで繋がっている状態です。
また僕のように「夜寝付けない」という状況にまで発展すると、寝不足で日中の集中力がなくなるため、余計に生産性が下がります。
ここまでくると、会社の方からも「お断り」かもしれません。
なので、「会社に行きたくない」と感じたら、素直に休むべきです。
心や体がボロボロになる
「会社に行きたくない」という気持ちを抱えたまま休むことなく働き続けると、僕のように心と体が悲鳴を上げ始めます。
酷い症状になると、「うつ病」などといった心の病になっていまう可能性があります。うつ病になると、社会に復帰するまでにかなりの時間が掛かります。
また強いストレスで胃腸を壊してしまう人もいます。僕も、サラリーマン時代は胃薬が欠かせない存在でした。
大事な体を壊す前に、休みましょう。
生活費に困る
先ほど「無理すると心と体を壊しちゃうよ」という話をしましたが、昔から「体が資本」という言葉があります。
「資」というのは「お金」を意味する漢字です。
つまりあなたの体は「お金を産むために必要なもの」です。
もしも休まずに会社に行き続けて体を壊してしまったら、「働きたくても働けない体」になる可能性があります。
一説では、うつ病から社会復帰するまでには「最低でも一年」かかると言われています。ちなみに僕の親戚は15年前にうつ病を患い、いまだに社会復帰できていません。脅しじゃありません、本当の話でです。
だから、元気なうちに休みましょう。
「会社に行きたくない」と思うのは恥じゃない
「会社に行きたくない」というのは、甘えでも、恥ずかしいことでもありません。
きっと何かの理由があるはずです。
僕みたいにブラック企業やパワハラ企業に悩んでいるとか、人間関係でうまくいかないなど、きっとどこかに「行きたくない原因」があるはずです。
会社を辞めてフリーランスという選択肢
僕は今、会社を辞めて主夫をしながら「フリーランス」として働いています。
フリーランスというのは、企業に属さず「自分自身でお金を稼ぐ」という働き方です。ちなみに今、僕の収入は月に20万円ほど。「少ない」と感じる方も多いでしょうが、十分生活していけるレベルです。
何より、毎朝の満員電車や嫌な会社から束縛がないだけでも、かなり「ストレスフリー」な生活を送っています。このことは【朗報】パワハラ企業を辞めた後人生がバラ色になった話で詳しく書いてますので、よければどうぞ。
このように、「会社に行きたくない」と感じたら、ぼくのようなフリーランスとして働くという選択肢もアリだと思います。
中でもおすすめなのが、「ブログ」です。ブログを書くことで「広告費」を得られるので、将来の「不労所得(働かなくてもお金が入ること)」を得ることができます。
転職という選択肢
会社に行きたくないなら、いっそ転職をしてしまうという方法もあります。
ここで朗報ですが、今の「求人倍率」ってご存知ですか?
厚生労働省が出した2019年2月時点での有効求人倍率は、なんと1.63倍です。
これはどういうことを意味しているかというと、究極の人手不足です。
求人倍率が1.63倍ということは、求職者(仕事を探している人)1人に対して、1.63社が「うちで働いて欲しい」と考えているということです。
まさに完全な「売り手市場」です。つまり、転職するには今が大チャンス。この機会を逃すと、いつ景気が後退して求人が減るかもわかりません。ちなみに、僕が就職したときは「就職氷河期」と言われ、確か求人倍率が0.9くらいだったと思います。そのときは完全に「買手市場(=企業側のいいなり)」でしたね。
今すぐ転職するかは別として、とりあえず「転職エージェント」や「転職サイト」にエントリーだけでもしておくことをおすすめします。
「退職→転職活動を始める」では、タイムロスが大きくリスキーです。
登録はどこも無料なので、事前に転職情報だけでもチェックしときましょう。
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