☆この記事の内容☆
- 中小企業に転職して後悔した実話(10年間)
- 「○○な中小企業」は要注意!
- 中小企業に転職して「よかったこと」
- 中小企業に転職する際の注意点
せっかくの転職ですから、入社したあとに後悔なんてしたくないですよね。
僕は皆さんに同じ気持ちを味わって欲しくはありません。
というわけで、僕の10年にも渡る「後悔の実話」を語ります。
中小企業に転職して後悔した体験談
残業がヤバかった
残業は鬼のようでした。
毎朝7時に出勤し、帰るのは23時頃。もちろん日付が変わることもありました。
大手企業では「働き方改革」真っ只中。
そんな大手企業の「残業禁止」の波を受けて、下請けである僕たち中小企業の残業はさらに増える一方でした。
それで残業代がつけばマシですよ?
でも、「みなし残業代」という名目で、2万円が支払われるだけ。
僕が新卒で入社した会社は、東証一部上場の会社でした。
4年間勤めましたが、月の手取りは28万円くらいありましたね。ボーナスも年に2回ありましたから、結構多い方だと思います。
ところが転職した途端に、給料は手取り18万円に大幅ダウン…
さすがに生活キツかったっす。
ボーナスも業績で大幅に変わるんで、なかなか生活が安定しなかったですね。
福利厚生がほぼゼロ
大手企業であれば、福利厚生が充実していますよね。
住宅手当や、家族手当、保養所など、僕が最初に勤めた会社にはありました。
しかし、僕が転職した中小企業には、そんなの一切なし!
あるのは交通費と慶弔関係くらいでしょうか…。社員旅行も、すべて「自腹」です。
安い給料の上、さらに福利厚生が少ないというのは、痛いです。
転職したときお金がなくて「どこでもいいから採用してくれ!」という感じだったので、福利厚生まで気が回らなかったのが要因ですね。
家族経営は特に注意
僕がいた中小企業は、上層部がみんな同じ苗字の「家族経営」でした。
家族経営は、どうしても身内に甘くなりがちです。
人事考査にしろ、全てが「身内優先」になります。
なので、経営陣以外の主要ポストも、親戚や「お友達」で埋め尽くされます。
僕たち平民は、ほぼなす術がありません。
中小企業に転職して「よかったこと」
中小企業に入社して、よかったこともありました。
転勤が少ない
中小企業でも「地元密着型」の会社だと、転勤がありません。
僕がいた会社も営業所が4つありましたが、全て同じ県内です。
昔勤めていた大手企業では常に「転勤リスク」にさらされてましたから、この点は助かりましたね。
声が届きやすい
中小企業はそもそも社員数が少ないので、意見が届きやすいです。(意見が「通る」とは言ってませんよ!)
また営業所間の交流が厚く、意見交換もしやすいです。
変なルールや慣習がない
大手企業には「変な慣習」があります。
印鑑の押し方に「序列」を意識した押し方がありますね。最初に入った会社では「押し方が違う!上司に頭(こうべ)を垂れるように斜めに押すんだ!」と、よく叱られました(イミワカラン)。
僕が転職した先の中小企業にはそんな「変なこだわり」は一切ありませんでした。
派閥がない
大手企業だと人数が多いので「派閥」ができやすいです。
下っ端になればなるほど、複数の「派閥間争い」に巻き込まれて面倒臭いことがあります。
中小企業では「オーナー一族か、否か」の2択です。
出世したければオーナー側に付けばいいだけと、非常にシンプルです(笑)。
僕が中小企業の転職に失敗した原因
ぼくはその会社に10年在籍しましたが、ほぼ「後悔」しかありませんでした。
今思えばその後悔は、転職活動でほぼ決まっていました。
僕が転職をしたときの状況です。
- 退職してから活動を始めたので、お金がなく焦りがあった
- ちゃんと会社のことを調べてなかった
- 誰にも相談せず、1人で転職活動をした
退職してから慌てて転職活動をした
最初の大手企業は「喧嘩別れ」だったので、退職してから転職活動をするしかありませんでした。
貯金もあまりない状態で、慌てて転職活動を始めたのが後悔のもとでした。
転職活動は在職中に行うのが基本です。
慌てると、正常な判断ができなくなります。
特にお金(生活費)が絡むと、余計です。
ちゃんと企業を調べていなかった
転職をするにあたって、転職サイトなどを活用して企業のことを調べるのは「基本中の基本」です。
先述したように僕にはお金がなかったので、そんな余裕すらありませんでした。
そして入社した会社が「超ブラック企業」で、10年間ずっと後悔することになりました。
転職サイトは無料で登録できるので、事前に希望する会社の情報を入手しておきましょう。
誰にも相談しなかった
僕は転職をする際、全て1人でやりました。
初めての転職で正しいやり方もわからず、ただ闇雲に履歴書を出す、そんな感じでした。
やりたい事や自分の適性もわからなかったので、企業の選定もめちゃくちゃでしたね。
志望動機を聞かれても、そもそも動機がないので答えようがありません。
「(お金ないからとりあえず雇って欲しいんだけど…)御社の志望動機は…」と無理に取り繕っても、面接官にはバレバレです(笑)。
中小企業に転職して後悔しないための対策
転職を後悔しないようにするには、誰かに相談することです。
「転職エージェント」は、後悔したくない転職者には必携のサービスですね。
転職エージェントとは、転職を検討している方と採用を考えている企業の間に立って、転職成功を支援するサービス。求人動向や転職ノウハウに長けているキャリアアドバイザーが、求職者の転職活動をサポートします。(リクルートエージェント「転職エージェントとは?」より引用
特に転職が初めての人は、1人だと失敗の可能性が高いです。
転職エージェントも登録は無料なので、転職サイトと合わせて登録しておくと、力強い味方になりますよ。
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