職場の上司の依怙贔屓(えこひいき)がヤバくてストレスを感じる。
同僚と態度が違うし、もしかすると昇進とか給料もえこひいきされてるんじゃないのかな?
ストレスを解消する対処法を教えて欲しい。
なぜ会社の上司は依怙贔屓をするのでしょうか?
自分の頑張りが評価されないと、気分が落ち込んでしまうこともありますね。
依怙贔屓に対するストレスを解消するためには、依怙贔屓をしてしまう人の心理を知っておくと役に立ちます。
▶この記事の内容
- 上司がえこひいきする「心理」とは?
- えこひいきしたいのは「こんな人」
- 上司のえこひいきにストレスを感じたときの解消法3つ
上司の依怙贔屓(えこひいき)がストレス!
職場の上司が誰かに依怙贔屓(えこひいき)をしているの見るとストレスを感じるという人は多いと思います。
上司の依怙贔屓と言えば、次のような例がよくありますね。
- 人によって態度を変える
- 特定の人に対する評価が高い
- ミスをしたときの怒られ方が違う
溜まったストレスは早めに解消したいですね。
人によって態度を変える
人によって態度を変える上司は、依怙贔屓の典型的なタイプです。
自分だけでなく、自分以外のターゲットに対する依怙贔屓のどちらもストレスやフラストレーションを感じます。
仕事の出来の差なのか、それとも単なる好き嫌いなのかは不明ですが、あからさまに態度を変えられると「あれ、自分嫌われてる?」と感じます。
特定の人に対する評価が高い
依怙贔屓をする上司の中には、特定の人に対して高めに評価を付ける人がいます。
明らかに自分の方が仕事ができるのに、昇進や給料に差が付いている。
仕事に対するモチベーションが下がり、ストレスへと変化します。
ミスをした時の怒られ方が違う
同じレベルのミスなのに、自分だけひどく怒られる。上司が依怙贔屓をしているのでは?と感じる瞬間です。
あからさまに可愛い女の子に優しく接する態度は、ストレスMAXです。
依怙贔屓(えこひいき)をする人の心理
上司の依怙贔屓によるストレスの対策には、「なぜ依怙贔屓をするのか?」という心理を知っておくと効果的です。
依怙贔屓をする人の特徴的な心理は、主に次の3つです。
- 人に好かれたい
- 自分の存在価値を高めたい
- 単純に嫌い
どれも「自分中心」の考え方のため、目の当たりにした者はストレスや不満を感じます。
人に好かれたい
誰にでも「承認欲求」というものがあります。
誰かに認めてもらいたい、自分のことを好きになってもらいたい。
そんな感情を皆抱いています。
依怙贔屓をする部長や課長は、「承認欲求の塊」だったりします。
自分を認めてくれる人に対しては、依怙贔屓をします。
「自分のことを好きな人」=「自分も好き」という心理です。
こういう上司は、キャ〇クラでその気にさせれば、すぐに大金を使う「カモ」になりやすいです。
自分の存在価値を高めたい
自分よりも明らかに能力が低い人間を依怙贔屓している場合、「自分の存在価値を高めたい」という心理が働いているかもしれません。
部下の面倒を見ることにより、感謝してもらえます。
感謝されることにより、自分の存在価値を満たします。
このタイプは、自分よりも能力が高い部下とは距離を置きます。
これは自分の存在価値がなくなると感じるのが理由で、嫉妬心が強いタイプとも言えます。
こういう上司は、いつも舎弟みたいなのを連れて歩く傾向があり、命令に対して従順な部下を好みます。
単純に嫌い
単なる「好き嫌い」で判断するタイプは、依怙贔屓をしやすい人です。
嫌われる原因は、顔、態度、声、口臭など、様々です。
思い切り態度に出ると「パワハラ」にまで発展するケースがあります。
上司が依怙贔屓(えこひいき)したくなる人の特徴
職場の上司が「依怙贔屓したい」と感じる人には、ある特徴があります。
従順な部下
依怙贔屓をするタイプの上司は、基本的に「承認欲求の塊」だったりします。
指示に対して従順だと「自分は認められた」と上司は感じるわけです。
仕事以外でも、飲みの誘いにすぐついてくるような部下が大好きです。
上司に常に従順な人間は、依怙贔屓をされやすいです。
素直な部下
何事にも素直な人というのは、好かれやすい傾向があるものです。
職場の「えこひいき上司」は、そんな素直な人が大好きです。
自分の言うことを「全て正しい」と反応してくれる部下は、上司にとって貴重な存在です。
日本の社会に「Yesマン」が多くなったのは、このせい…かもしれません。
仕事ができる(結果を出す)人
自分の出した指示に対してレスポンスが早かったり、数字で結果を出してくれる部下を評価するのは当たり前のことです。もはや「依怙贔屓」とは呼べない、正当な評価かも知れません。
上司の依怙贔屓(えこひいき)への対処法3つ
上司の依怙贔屓にストレスを感じたときの対処法をお話します。
①仕事に集中する
仕事は、上司のためにやるものではありません。
上司のために仕事をしても、あなたの「市場価値(マーケットバリュー)」は1円も上がりません。
もしこの世の中に、会社が潰れても生きていける大人と、生きていけない大人の2種類がいるとしたら、両者を分けるのは何か。それが、『上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるか』だ。(「このまま会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法」より引用)
今の会社で仕事を続けるにしろ、転職するにしろ、大事になるのが自分の「市場価値」です。
依怙贔屓をする上司なんて無視して、今すぐマーケットを向いて仕事をしましょう。
市場を見て仕事をすれば、きっとストレスは軽減されるはずです。
転職の思考法は、転職する人だけでなく、ビジネスマンなら一度は目を通しておきたい本です。
②誰かに相談する
上司の依怙贔屓が「業務に支障が出るレベル」ならば、誰かにすぐ相談するべきです。
上司が課長ならば、部長に相談してみる。人事部の偉い人でも構いません。
放置すると職場の雰囲気が悪くなるばかりか、会社の運営にも影響が出ます。
話のわかる人へ相談するだけでも、ストレスは軽減します。
ただし相談するときは、直属の上司に漏れないように細心の注意が必要です。
僕も相談したことがありますが、直属の上司に「筒抜け」だったので、社内での立場がヤバくなった時があります。
③成績を出す
依怙贔屓をする上司を黙らせるには、数字や実績で示すのが一番です。
①の項目でもお話しましたが、常に目線をマーケットに向けて、ひたすらに取り組みましょう。
おそらく、ストレスを感じている暇すらないと思います。
依怙贔屓する上司からは逃げるのもアリ
ここまで、上司の依怙贔屓に関することをお話してきました。
ぶっちゃけ、そんな上司からは逃げるという手もアリだと思います。
先ほど対処法を3つご紹介しましたが、どれもパワーを消耗したり時間がかかるものばかりです。
その場から逃げるというのが、一番手っ取り早い方法です。
逃げることは悪いことではありません。
そもそもあなたの市場価値(マーケットバリュー)を損なう恐れがある上司と一緒にいることが、すでに「悪」です。
あなたに市場価値が低いままだと、転職や独立をしたときに必ず路頭に迷います。
残念ながら、上司は変えることはできません。
あなたが変わるしかないんです。
逃げるというのは、ひとつの「前向きな選択肢」です。
逃げる方法として、転職という選択肢もあります。
あなたの居場所は、今の会社だけじゃありません。視野を広げると、もっと活躍できる場所はたくさん用意されています。
今すぐ転職する気はなくても、とりあえず在職中にリクナビNEXTやdodaといった転職サイトに登録しておき、職場探しをしておくことをおすすめします。
その理由は、以下の通り。
- 在職中ならゆっくり職探しができる
- ストレスでダウンする→転職の体力・気力すらなくなる(僕の失敗談)
- 希望やおすすめの職種が、メールで届く
ストレスや過労になったときには、時すでに遅しです。元気なうちに候補となる企業を探しておいた方がいいです。
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