自己啓発本に騙されてはいけない!本当に大切な○○とは?

自己啓発本 読書

自己啓発本で「答えさがし」に奔走して、疲弊していませんか?

こんにちは!shin-ta(@shinta_work)です。

自己啓発本とは「3年で〇〇億稼いだ方法」とか「一流社長は~をしない!」といった類の、主に著者の成功体験をシェアする著作物。

読むと心の底から「やるぞー!!」という気持ちが沸いてくるので、僕も好んで読むジャンルです。

ところが今朝、そんなノウハウコレクターたちに一石を投じる「あるツイート」がTLに流れてきました。

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自己啓発本に警鐘を鳴らす「今朝のツイート」

ジャーナリストでTwitterのフォロワー数が78万人を越える佐々木俊尚さんの今朝のツイートです。

下の記事を読んでもらえれば、今日の僕の役目は終わりです(笑)

「自己啓発本」編集者が明かす「言葉のドーピング」それでも作る理由
ちまたにあふれる「自己啓発本」。需要は衰えることを知らず、毎月のように新刊が発売され、書店の棚をにぎわせています。その多くは社会的成功者の言葉を通じ、気持ちをもりたてるメッセージを伝えるものです。一方、熱心な読者を囲い込み、搾取するビジネ…

自身の無さを自己啓発本で埋めようとしてしまう…

  • 仕事がうまくいかない
  • 自分に自信がない
  • 自分と成功者を比較して落ち込む

こんなときに自己啓発本を読むと、「自分にもできそう!」と、何だか得体の知れない力や勇気が沸いてきますよね?

だけど前向きになれるのはせいぜい1週間くらいで、また自信が無くなってきて自己啓発本を買い漁る、まさに「負のスパイラル」…

まるで自分の自信の無さを、自己啓発本が埋めてくれるような「錯覚」を感じるんですよね。

僕自身も昔に比べるとマシにはなりましたが、今でもその「得体の知れない錯覚」を求めている自分がいます。

だけどこれは一種の「栄養ドリンク」みたいなもので、その効き目は短く、いつまで経っても自分の理想とする場所まで辿り着くことができません。

ちなみにこういう人を「ノウハウコレクター」と呼ぶのだそうです。

自己啓発本を読んでも成功しない

ノウハウコレクターは以下のような定義がされています。

書籍などで情報や知識を得ているものの、それを収益化できていない人

ノウハウコレクターは自己啓発本を一種の「カンフル剤」のように使います。

自己啓発本を読んだ瞬間には「ガッ」とパワーが上がります。

心電図の波形によく似ていますね。

冒頭で紹介した記事の中で「自己啓発本は麻薬のようなもの」という表現がありました。

この表現は非常に的を得ていて、自己啓発本を読んだ瞬間はまるで自分が成功者になったかのような幻覚を引き起こします。

心電図だと、グラフが急上昇する瞬間ですね。

だけどよく見て頂くとわかる通り、心電図は瞬間的な上下動はあるものの、基本的にはある一定の数値で落ち着く傾向があります。

ノウハウコレクターが目標に辿り着けない原因はココにあります。

つまりいくら自己啓発本というカンフル剤を投与しようとも、「何もしなければ」結局もとの自分に戻ってしまいます

だけど同じように自己啓発本を読むんだけれど、目標に辿り着く「成功者」も現れます。

どうして同じ自己啓発本を読んでいるのに、成功する人とそうでない人に分かれてしまうんでしょう?

自己啓発本に「答え」はない!!

成功者とノウハウコレクターの違いは一つだけ。

それは「行動」です。

成功者は自己啓発本や過去の古典などあらゆる書物からヒントを得て、実際に行動して試します。

その中で失敗や壁にぶち当たるなどの苦労を経験しながら、自分なりの答えを見つけるわけですね。

だから上下動を繰り返しながらも、徐々に上昇を続けていけます。

ところがノウハウコレクターは、いきなり自己啓発本の中に答えを探しに行きます。

だけど行動を起こさないから、いつまで経っても「今のまま」変わることはありません。

つまり成功する人とそうでない人の違いは、自己啓発本に求めるものの違いとイコールであるということです。

  • 成功する人=自己啓発本に「ヒント」を求める
  • ノウハウコレクター=自己啓発本に「答え」を求める

繰り返しますが、ノウハウコレクターは行動することがありません

なぜならすでに答えを手に入れた「錯覚」に陥っているからですね。

お金を稼ぐ読書術」の中で、著者の午堂登紀雄さんは次のように書いています。

ピーター・ドラッカーが主張するように、「知識は、本の中にはない」のです。彼は「本の中にあるのはたんなる情報のみであり、知識とはそれらの情報を仕事や成果に結びつけて得たものである。そして知識は、人間、すなわちその頭脳と技能の中のみに存在する」と言うのです。

(出典:お金を稼ぐ読書術より引用)

 

また藤原和博さんの著書「10年後、君に仕事があるのか?」の中では、「情報処理力」と「情報編集力」という言葉を使い、本で得た知識(インプット)だけで生き残れる「情報処理力重視の時代」は終わったことを強調。

これからはインプットした知識を自分の中で体系立てる「情報編集力(アウトプット)」が求められると主張しています。

最近、流行語大賞レベルに多く使われるこのアウトプットも「行動」のひとつと言えます。

 

最後に

僕は昔、典型的な「ノウハウコレクター」でした。

今でも自信が無くなったりするとつい書店に立ち寄り、気が付けば「答え」を求めているときがあります。

だけど「それではいけない!」と感じ、今ブログという「行動」を起こしながら、自分なりの「答え」を試行錯誤している真っ最中です。

まさに今「ノウハウコレクターからの脱却」を図っている真っ只中なんですね。

だからこそ、今日の佐々木さんのツイートがグサッと刺さったわけです。

確かに色々と壁にぶつかったりして落ち込むこともありますよ(´;ω;`)ウッ…

でもそんなとき、いつもソフトバンクGの孫正義会長のことばを思い出すようにしています。

仕事の悩みを解決するためには、もっと仕事をするしかない。

トイレに貼って、いつでも見れるようにしておきたい「名言」です。

 

いつまでも自己啓発本ばかり読んで自己満足で終わるんじゃなくて、とにかく動く事!

これっきゃないでしょ?!

というわけで、今日の伝えたかったことは次の通り!

  1. 自己啓発本で自己満足するな!
  2. 本を読んだらすぐに行動せよ!

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